今回は、累乗の意味と累乗を含んだ計算式を解説していきます。
1.累乗・平方・立法とは?
2.間違いやすい累乗の計算
3.累乗を含んだ計算式
3つの項目を解説していきます。
累乗ってなに??
平方や立法って・・・??
全てわかりやすく解説していきます。
累乗・平方・立法
累乗とは、例題を使って解説していきます。
(例)
2×2×2=2³
例題は、符号が同じ数を乗法する場合、
符号が正の数である2を3回かけるので、2³と表すことができます。
2の上にある3の数字がかけている数の数字で2の3乗といいます。
これが、累乗の求め方です。
そして、累乗の中で、2乗を平方と呼び、3乗を立法と呼びます。
間違いやすい累乗の計算
累乗の計算で間違えやすいのが、累乗の計算でマイナスの数字がついた問題です。
(-9)²と(-9²)と-9²の累乗の計算では、答えが違ってくるからです。
(例題)
(-9)²の場合
(-9)×(-9)=+81
(-9²)の場合
(-9×9)=-81
-9²の場合
-9×9=-81
- ( )²がある場合は、マイナスを含めて乗法します。
- ( )²がない場合は、最初の値だけマイナスを含み乗法します。
なので、累乗があるときは、マイナスがあるか?
どこに累乗があるのか? をしっかり確認する必要があります。
累乗を含んだ計算式
累乗の計算を学んだところで、累乗を含んだ計算式を解説していきます。
累乗と乗法は、どっちを先に計算するの??
解く順番も含めて、解説していきます。
(例題)
(-9)+(-6²)×(-2)²÷(+8)の問題の場合は、
①累乗の計算をします。
(-2)²の計算式は、累乗の計算をわかりやすくするために、{(-2)×(-2)}に置き換えます。
②乗法か除法の好きな方を計算します。
(今回は、前の方から計算します)
③最後に加法を解いて答えを出します。
(-9)+(-6²)×(-2)²÷(+8)=
=(-9)+(-6×6)×{(-2)×(-2)}÷(+8)
=(-9)+(-36)×(+4)÷(+8)
=(-9)+(-144)÷(+8)
=(-9)+(-18)
=-27
今回は、累乗の意味と累乗を含んだ計算式を勉強しました。