文字式の代入法

文字式と方程式の解き方

今回は、文字式の代入法について、解説していきます。

  • 文字式の代入法
  • 文字式に分数を代入
  • 累乗の文字式に代入

3つの項目を解説していきます。

文字式の代入法って?

分数も代入するの??

わかりやすく解説していきます。

文字式の代入法

文字式の代入法について、解説していきます。

代入法とは、

文字に数字を入れて文字式を解いていく計算方法です。

例題を使って、解説していきます。

(例題)

a=5のときに、次の問題を解きなさい。

① a+3

aの値が5なので、aに5の値を代入します。

a+3=5+3=8

答えは、8です。

② 2a+8

aの値が5なので、aに5を代入します。

ここで1つポイントです。

2aにa=5を代入する時に、

2つのパターンを用意したので、どちらが正解なのか?

考えてみてください。

2aを2×aとして、代入していく。

2aにa=5を代入

2a+8=2×a+8

=2×5+8

=10+8=18

2aを2+aとして、代入していく。

aにa=5を代入

2a+8=2+a+8

=2+5+8=15

2つのパターンで計算しましたが、

2つの答えは、違います。

正解の計算方法は、

2aを2×aとして計算した、

1つのパターンが正解です。

なので、2aのように、

文字と数字がつながっているときは、

2a=2×aのように、乗法で計算していきます。

間違えやすいので、注意してください。

文字式に分数を代入

代入法が分かったところで、

文字式に分数を代入していきましょう♪

例題を使って解説していきます。

(例題)

① a+5

分数の代入法も、整数の代入法と同じで、

文字式に代入してから、計算していきます。

では、2つの文字式が出てきたときは、

どうすればいいのでしょうか?

2つの文字式の代入法について、解説していきます。

  • 2つ目の例題

② a+b

2つの文字式の代入法は、

2つの文字式に代入してから計算します。

  • 3つ目の例題

③ 3a+2

3a+2=(3×a)+2

        =1+2=3

3aの値を求めてから、加法します。

累乗の文字式に代入

文字式に分数を代入する方法もわかったので、

累乗の文字式にも代入していきましょう!!

例題を使って解説していきます。

(例題)

a=2のときに次の問題を解きなさい。

①a³+5

aの値が2なので、aに2を代入します。

a³は、a×a×aに変換して計算します。

① a³+5

=(a×a×a)+5

=(2×2×2)+5

=8+5=13

  • 累乗と分数の代入方法について、

② 8a²+b²+5

=2+9+5=16

分数と累乗の解き方は、

①aの値とbの値を代入します。

②代入した後は、残りを計算します。

今回は、文字式の代入法でした。